クレジットカードとブラックリスト

クレジットカードは広く普及している支払い方法です。クレジットカードを利用すれば、その場でお金を支払わずに商品を購入することができることは一見便利に見えます。

クレジットとは、商品を買ったり、サービスを受けたりするときに延べ払いにしたり分割払いにするなどして、信用により売買をすることです。先に商品・サービスを手に入れ、代金は後日支払うことになります。また、クレジットカードで現金を借りることを、一般的にキャッシングといいます。

しかし、多重債務に陥りやすい原因の一つがクレジットカードです。クレジットカードの利用は、自分の手持ちの現金を使っているわけではなく、消費者金融からの借入れと同様の「借金の契約」です。借金は当然、後で利子をつけて返さなければならないのです。

クレジットによる購入には、リボルビング方式による支払いがあります。リボルビング方式とは、あらかじめ一定の利用限度額と毎月の支払い額を決め、その限度額の範囲で買い物をするという代金決済方式のことです。

クレジットカードにも法律が適用されますが、利用方法によって法律の適用に違いが生じます。

クレジットは金銭の貸し借りではないので、品物を購入した場合の手数料には利息制限法や出資法が適用されません。クレジット分割払いでは、分割回数に応じて手数料が定められており、実質年利にすると10%から13%になります。

一方、クレジットかーどによるキャッシングは、消費者金融の一つとして、貸金業法や出資法、利息制限法の適用を受けます。

ブラックリスト

クレジットカードの返済が滞ると、利用者の信用情報に影響します。いわゆるブラックリストとは、クレジットカードの返済滞納や自己破産など債務返済に問題が生じた場合に、それらの情報が信用情報機関に登録されることをいいます。

信用情報機関は3団体存在しています。信用情報機関は加盟会社に信用情報を提供し、情報機関でも相互に情報交換を行っています。
・全国銀行個人信用情報センター(KSC):銀行・信金・信組・農協系
・株式会社 シー・アイ・シー(CIC):信販会社系
・株式会社日本信用情報機構:消費者金融系

このため、ある会社で支払いを延滞した場合でも、信用情報機関を通じて、その情報が広く共有されるため、別の会社での取引にも影響することになります。

信用情報機関に自分の信用情報がどのように登録されているかについては情報開示請求をすることで知ることができます。開示請求は信用情報機関のホームページやスマートホンからもできますが開示手数料が必要となります。

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